木管アンサンブルの夕べ
またもや更新に一ヶ月半ほど経ちました！皆様お久しぶりです😊２月はスキーバカンスを利用しての帰国でしたが、この週末より公立の教育機関は2週間のイースターバカンスに入ります。音楽院ももちろんお休み🌸
一年にどれ程バカンスがあるのかというと…９月が新年度で、10月末に秋休み、12月末にノエル休暇、2月にスキー休暇、４月にイースター休暇と年に2週間×４回のバカンスがあって、夏休みが７月2週目から8月末日まで。こんなに休みがあっても子供達は疲れ果てたような顔をしているのだから、国によって色々ですね😅そして学業にしても音楽にしても、休暇の使い方で個体差がかなり出るのだなぁと思って遠目に眺めております。
しかしこの休みの多さ個人的にはとても大助かり。いつもぎゅーっと圧力鍋で料理したような毎日なので、バカンス中に第六感まで開放しきって感じ取る時間をいつも大切に思っています。今回は美術館へ行ったり、日本から持ってきた料理本を開いてみたり、そして新しいレパートリーを増やそうと既に楽譜も注文済み🌱
また、この春は素敵な展覧会が多く、ポンピドゥーでサイ・トゥオンブリー展、グランパレでモネ、ピカソ、クリムトなどの庭をテーマにした作品展Jardin 、オルセーでは神秘的な風景を集めたLe paysage mystique de Monet à Kandinsky 展、ロダン美術館ではアンゼルム・キーファー展 Kiefer-Rodin、ギメ美術館で着物展、ルーブルではフェルメール展とここぞとばかりのラインナップ🌟幾つか行けたらいいな。
さて、こんな時間にブログを書いているのは明日の夕飯用にポトフを煮込んているからでして…明日は６時起きで朝からアウトリーチ３公演。木管アンサンブルでグノーの小交響曲、グヴィーのセレナーデ等を演奏します🎵公演の後は夜までレッスンという全然フランスっぽくない働きっぷり😂まぁ体調もいいので乗り切れる事でしょう！
そしてそして今週日曜４月２日にはアウトリーチと同じメンバー＆プログラムで、木管アンサンブルのコンサートがあります！ポール・タファネルが1879年に設立した室内楽協会Societe de Musique de Chambre pour Instruments a Vent に関連した作品達。幼少時から住むのが夢だったフランスの地で、大好きなフランス音楽をフランス人達と演奏出来るなんて、10代の頃には想像出来なかったな。
メンバーはリヨン音楽院を出たばかりの若者や、還暦間近の元パリ管の奏者など本当に幅広く、そして腕は確かで、誰だこの変な音！！と遠慮なく突っ込んだり、ソロの後にブラボー連発したり、本当にフランクでチャーミングな人々。耳から色を作れるメンバー。毎秒が化学反応のように楽しいです！よし、ポトフも出来上がったので、特技の枕に頭を置いて１分で寝落ちしてきます(笑)みなさま Bonne nuit 🌙🌟🌙
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