出演情報

来月11月12日に素敵な猫好きピアニスト鈴木晴美さんと、ランチタイムコンサートにて、ゴーベールの三番ソナタを演奏させて頂く事になりました!演奏時間は20分弱ですが、入場無料ですので、少し時間あるなーとか、近く通りかかったので!という方いらっしゃいましたら、是非足をお運び頂けると嬉しいです!

357ème LES CHRONIQUES MUSICALES
Jeudi 12 novembre 2015 13h à 14h

Salle André MARCHAL I.N.J.A.
56, Bd. des Invalides 75007 PARIS 
Métro : Duroc Entrée libre

Chant lyrique
autour du répertoire de BRAINE et de SCHUBERT,
par Solange et Samuel CAMPET

Flûte et piano
Philippe GAUBERT: Sonate n°3
par Takako IMAI et Harumi SUZUKI

Orgue
autour du répertoire de BACH, DUPRE, VIERNE et RAVEL,
par Samuel CAMPET

ピアニストの通称”晴美せんせー”は、私が去年から勤務している郊外の音楽院の同僚なのですが、二人ともショートヘア+眼鏡+日本人+無類の動物好き なので、生徒達も同僚も、なかなか区別がつかない様子。数人の同僚に至っては、飼っている動物が猫かウサギで区別出来たという人も(笑)  エイプリルフールに仕事があったら、楽器を交換してレッスンしてみようかな・・・。


今日は、第一回目のリハーサルで、すとんと収まっていく音楽たちに、大した事を口に出さずに、音をくぐもらせてみたら一緒にくぐもってくれたり、フレーズの終え方を聴き合えたり、これぞ詩的なフランスのロマン派という響きを作っていけそうです。

大学時代、きっと好きだと思うよーと友人からもらったハイドシェイクのフォーレのノクターン 集を聞いてから、その詩的な世界観に恋をしてしまいましたが、なんと晴美せんせい ハイドシェイク門下なのです。どこの門下だからどう弾くというカラーは、大人になると抜けて来るけれど、フレーズの頭の音の出し方や、和音の出し方がとっても繊細で、この感じは!!と内心テンションアゲアゲで、リハーサルさせて頂きました。

と、私自身が相当盛り上がっているわけですが、今回のランチタイムコンサートがこのデュオの初お披露目となります!沢山候補を出した中から、選ばれたゴーベールのソナタ第三番は、やっぱりフランス音楽に憧れてこの地に残った二人の想いが、素直に出ているように思われます。

ここ数年、ゴーベール作品をプログラムに加える事が多いのですが、甘くもあり、軽さもあり、複雑な色合いもあるゴーベールが、やっぱり好きなようです。そして今後、飽きずに未演奏の作品をコンプリートしていくつもりです(笑)

やはり、パトリックのクラスに入学したての頃にリリースされた彼のゴーベールのCDが、私にとっては衝撃的で、あのロマンチックなのに渋みがある彼の演奏に、門下生ほぼ全員が目をキラキラさせて、ゴーベールのソナタをレッスンに持ってきていました。懐かしいなぁ・・・。そして、こうしてこの地で音楽を奏でてみると、やっぱりフランス好きなんだなと感じる事が多くなってきました。幸せだな。


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