シネコンサート

暖かい春の日差しを受けて、お餅のように伸びるクルミ。隣にいると一緒にウトウトしてしまいそうです(笑) さてさて、ヨーロッパはやっと先週末でサマータイムに突入いたしました!この切替えは、通常3月一番最後の日曜の深夜2時に、一時間進めて3時にするというものなのですが、毎年一時間進めるのか、戻すのか迷う私・・・。そろそろ在仏10年なのに慣れません(笑)
通常日曜 日は仕事がないので、一時間減ろうが増えようがあまり問題ないのですが、今回は音楽院の学生オーケストラの助っ人に行かねばならず、土曜日に何度も時間を 確認。集合時間を何度も確認したからか、学長も同僚も生徒も「明日は一時間早くなるからね!忘れないでね!」と念をおしてくださいました(笑)


皆さんの気遣いもあって、ちゃんと時間通りに会場に着いたのですが、どう見ても先週のリハーサルよりも人数が少ない。学生たちは土曜日も公演があったからか、日曜のGPリハに来ない子が続出したのです・・・。土曜日と日曜日では会場が違うから、音響も照明変わってくるし、何よりサイレント映画に音楽を付けるコンサートで、作曲家のBaudime Jam氏が自ら指揮をとって演奏できるという、稀な体験だったにも関わらず・・・。「勿体無い」この一言に尽きました。世代が違うとは言えど、学べる環境は自分で作っていけるのになぁ。 写真は若い生徒が所属する弦楽アンサンブルが演奏していたLe primier prix de viloncelle 「チェロの一等賞」のリハ中の写真。こちらはピアノ演奏のものですが、映像がとても可愛らしいので是非☆

結果、私が助っ人をするオーケストラの方の通しリハーサルは出来ず、映像見れずに、ぶっつけ本番でした(笑)クラッシックとはまた違った音が響く映画音楽。キャラクターと場面によっての音の変化が新鮮でした!フルートはソロが多かったので、だからこそ一回でも通しがあったらもっと弦と密に絡めたのになぁと残念にも思いましたが、ただ作曲家の先生にも、観客の方々にも楽しんでいただけたようなので、何よりです☆生徒や生徒のご家族も、「貴子が吹いてたのねー!!家族みんなで来ればよかったー!!」と声をかけてくださって、人との繋がりって温かいなぁと思う週末なのでした。

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