気をつけること

水曜日は小学校の授業はお休みで、中学校も半ドンなので、お昼過ぎから音楽院は部屋が満杯。普段なら空き時間は練習をしているのですが、水曜日だけは部屋を空けなければいけません・・。なのでウインドウショッピングや、遅めのランチを取ったりしています。

今日は雨だったので、カフェでサーモンのタルタルを食べながらぼーっと事務作業。何故か周りはカップルだらけで、その微笑ましい会話を聞きつつ、ノートに◯◯ちゃん高音がかすれる傾向有りだとか、◯◯君アップテンポの曲だとやる気が出るだとか、新しい学校の生徒のメモを。30人近くいる生徒をざっと把握するにはとても効率が良い気がします。 


が、それも30分程で済んでしまったので、友人からも良く聞かれるフランス旅行や滞在時に気をつけることを書いてみようと思います。

まず便利な持ち物。
・夏でもスカーフとカーディガン。秋冬はコート下にも着れるダウンのベスト+ヒートテック必須。
・冬は貼るホッカイロと足用カイロ。
・折り畳み傘。特に秋冬は雨と雪でジトジト。
・ティッシュペーパー。トイレットペーパーが無いところが多すぎる。
・ヒール靴は細いヒールは避ける。石畳で傷む&挟まって抜けなくなる。
・一着よそ行きの服装。パーティに呼ばれる事もあり。
・漢方系の胃腸薬、湿布はあると便利。

そして防犯対策。
・現金を沢山持ち歩かない。現金は保険ではカバーされないので、カードの方が無難。パン屋さんでは5ユーロ、スーパーでは15ユーロ位からカード使用可能です。

・カフェで携帯をテーブルに置きっぱなしにしない。

・ホテル泊の時、心配ならドア後ろに大きなスーツケースを倒しておくと防犯になる。
・バッグは口が閉まるものにする。車道側にはバッグが来ないようにする。電車の乗り換えや改札口ではバッグが自分の前へ来るように。リュックサックならばジッパー部分が隠れているものを。荷物は手が届くところに。

・長距離列車で、荷棚に荷物を置いてうたた寝をし、貴重品や楽器を盗まれる人が多いので、楽器は抱えるか、足元か隣に。大きい楽器の人は電車予約時に荷物置き場隣の席を取ったり、乗車時に他の乗客に理由を伝えて席を変わってもらったりしてます。ちなみにフランスの電車で寝るのはNGです…。

・車の助席に荷物を置いていて、スクーターに乗った二人組に窓を割られてバッグを盗まれるケースもあるので、車でもバッグは助手席の足元に。

・車の信号無視がとても多いので、横断歩道も左右確認を忘れずに。

・乗客が少ない夜の郊外線は、車掌さんにすぐSOS出来る先頭列車にのる。

・夜遅くなったらタクシーを利用する。パリ市内なら20-25ユーロ程度で何処にでも行けるはずなので、夜11時以降はタクシーが無難。私自身は、仕事が遅くなる日は派手な色のコートを着ない、パンツスタイル、そして走って逃げられるスニーカーやローヒールで通勤したりと、少しだけ気を遣っています。

・フルートなど小さい楽器は裸で持ち歩かない。私は頑丈な(ナイフで切りづらい)リュックサックに楽器と貴重品を入れて、小さめのショルダーに定期入兼小銭入れ、携帯を入れてます。こうすると引ったくりはショルダーを狙っても、楽器と財布は無事という、ショルダーバッグはある意味おとり。

・ちなみに楽器については飛行場で税関コントロールがあるので、楽器を持って国境を越える時は購入時の領収書や保証書、保険証書があるとスムーズに通れます。
万が一スリ集団に囲まれたり、トラブルに遭ったら、英語でも日本語でもすぐに叫ぶと、フランス人は見て見ぬ振りをせずにすぐ助けてくれるので、遠慮せずに助けを求めるのが一番。仕事帰りに酔っぱらいに絡まれた際に、「離して下さい!」と強めに言ったらば、近くにいたハードな風貌の若者達が助けてくれた事も、祖母くらいのお年のマダムが杖で追い払ってくれた事もあります。

まとめてみると…フランスは日本よりも寒暖の差が激しくて、やっぱり危険。ちょっとでもお役に立てたなら幸いです^^

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