Letter from Europe vol,2

一日経ってしまいましたが、昨日無事にデュオコンサート Letter from Europe vol,2 ヨーロッパからの便りvol,2を終える事が出来ました。観客席は、満員の約80人に及ぶお客様にご来場頂き、本当に有難うございました!この場をお借りして御礼申し上げます。

今回はフランスのロマン派に軸を置いた、どっしりプログラムだったので、観客の方々が聴き疲れてしまわないか、自分たちのエネルギーが持つのかと、その2点がとても心配でした。ですが、温かいお客様に恵まれ、本当に生きた空気の中演奏をさせて頂く事が出来ましたし、緊張はしていましたが、前日のガロワ先生からのメッセージ「フルートの事は忘れて音楽の事だけ考えるように。観客に届ける事だけを考えたら、絶対に大丈夫。」という事を頭に巡らせて、演奏会に臨みました。恐くなったら観客席を見て、きっと届いてると心を落ち着かせ、アクシデントがあっても、小西さんとなら大丈夫と自分を勇気づけて、マラソンをしている気分でした。

どっしりプログラムについては、どうやったら観客も私達もうまく消化出来るだろうか…と考えた結果、曲目紹介をMCに取り入れる事と、6曲からなるドビュッシー作曲のビリティスの歌の元となったピエール・ルイスの詩を紹介する事にしました。ドビュッシーがこの作品にインスピレーションを受けたように、演奏を聞きながら詩を読んだらきっとイメージが湧くのでは?!と。

温かくも反応の良いお客様に恵まれ、観客の方々と奏者が空気を共有出来る音楽というものに近づけたようにも思いますし、まだまだ演奏中に自分の殻に閉じこもってしまう時、気持ちの詰めが甘かった所、アクシデントがあった所は、もっと修行を積まなければいけないなと、これからの目標がまた新たになりました。

コンサートの事を振り返ると気持ちが高ぶって、まだドキドキしていますが、気持ちをまた引き締めて、日々精進して参りたいと思います。また、サロンテッセラ様には、素敵なホールを使用させて頂き、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

皆様、本当にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します!
anoanoでの通し稽古の模様と本番のお写真をいくつか。





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