フルートコンヴェンション in ニース 2

少しだけエクスポの様子も。

こちらは、私も長年愛用している新進気鋭ドイツのMANCKEの頭部管。マンケはシェリダンの元で修行を積み、その後独立して頭部管を製造しているメーカーなのですが、その立ち上がりの良さ、深みのある倍音、きらきら光る様な音色、バランス感覚、どれをとっても素晴らしく、まさにフルートを生き返らせてくれるメーカーです!実は、世界中の有名プレーヤーが、お忍びで使っている頭部管No,1かと思われる程、沢山のプレーヤーから愛用されています。王冠のマークが特徴。

日本では、山野楽器さんが代理店をされていますが、フランスでは、 ARIA MUSIQUE PARIS http://www.ariamusique.fr/が代理店を勤めています。
                               



パリとうさぎとフルートと


右より、 トビアス・マンケさん左がARIA MUSIQUE PARISのフィリップ・ローランさん

パリとうさぎとフルートと

そしてこちらが、エマニュエル・パユも愛用しているSheridanのダナ・シェリダンさん(右)

パリとうさぎとフルートと

シェリダンの頭部管は、気品が高く、透明感があって、使った息がすべて滑らかな音になるような頭部管です。パユが使っている影響もあって、爆音を出すための頭部管と思われがちですが、実は、ブレーキ剤だったんですね。是非とも欲しい頭部管のひとつです。彼の頭部管も日本では山野楽器、フランスではARIA MUSIQUEが代理店を務めています。

こちらで、時々コンヴェンションやエクスポのお手伝いをするようになり、制作者の方々をお話をする機会が多くなったのですが、お仕事に対して本当に真摯な態度を辛い抜いていて、メーカーさんというよりは、日本の職人さんのような匠という言葉がぴったりなお二人。やはり作り手の考えが分かると、こちらの心持ちも全く変わってくるものですね。

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