ミュゼット楽団〜Colin〜

先日参加させて頂いたコランのライブ無事終了致しました☆

高円寺のライブカフェMoon Stompと Tragetto の二店舗同時開催されたのですが、７つのグループが参加されていて、オリジナルものからロック、ブルースまで色んなジャンルの音楽が演奏されました☆

私が参加させて頂いたのは、８月に企画しているLetter from Europeでも共演のピアニスト、そして私の竹馬の友でもある小西陽子ちゃん：アコーディオン、そして陽子ちゃんのお兄さんがギターと、兄妹デュオで活動しているミュゼット楽団。ミュゼットとはシャンソンと並んでフランスを代表する音楽で、昔のフランス映画や最近のCMでもよく使われているので、耳にしている事が多いかもしれません。一番有名なのはアメリのテーマでしょうか。

形式的にはワルツやポルカ調の形式が多く、移民が多いフランスならではのジャズやブルース、タンゴ等の要素も取り入れられています。パリの町中にいると街角や電車の中で演奏している人も多いので、私自身はかなり庶民的でちょっとジプシーなイメージがあるのですが、演奏してみると昼下がりにカフェで友達とたわいもない会話をしているような、ゆったりとした音楽でした。アコーディオンの哀愁のある響きと、空気による張りのあるアクセント、そしてピアノではできないビブラートがとても人間的で素敵です。

今回の編成はアコーディオン、ギター、ウッドベース、スネア、フルートで、「パリの屋根の下」「パリのお嬢さん」等有名ナンバー等を演奏させて頂きました。前回よりもコード譜だけで即興で音を入れるという作業にもちょっと慣れてきて、お客さんと一緒に楽しめたかな？と思っています。ご来場頂いた観客の皆様、トラゲットのオーナー梅花さん、そして何よりも今回誘ってくれたコランの小西兄妹、ありがとうございました。

自分たちの演奏以外にも幾つか聴かせて頂いたのですが、矢野さんの楽団でハーモニカを演奏されてた方が超絶に熱くて…私もトライしたくなりました！やっぱり吹奏楽器は熱いです！そしてトラゲットのトリで演奏されたKaurisumakiのバンジョーの方もすばらしいリズム感と即興（なのかな？）センスで、聞き入ってしましました。いつもクラシック畑にしかいない私にとってはとっても刺激的な一夜となりました☆終演後にパチり。