サンタさんのいる国

お節料理を食べて、初詣に行かないとと新年を迎えた気がしないなぁと感じつつ、そろそろ2週間が経とうとしています。日本の皆さんも、既にお仕事に追われる毎日でしょうか?

私は今日から三日間、教授法の合宿でbeuvrayへ行って参ります。悪夢のようだよ、と卒業生から聞いているこの合宿は、

一日目:6人グループの中から、一人が30分の個人レッスンをし、残り5人が審査員として評価をつける。それを全員交代で行う。

二日目:一日目の評価をお互いに話し合い、各自今後の課題を見つける。

三日目:全グループの統計を取る。

説明会の時から、私は元よりみんなの顔が真っ青だったのは言うまでもありません。。。人前で教えるのも苦痛なのに、点数までつけられるなんて。

フランスの評価方法は、批評式なので、普段の教授法の授業で、クラスメイトの良かった点を褒めている最中に、先生が「でもね、、」と批評を始めます。胃薬とワインが必須な三日間になるでしょう。。。でもこういう所をくぐっているから、フランス人は公開レッスンが得意なんでしょうね。。。

年越しは、フィンランドでゆっくり過ごしたもので、なんだかパリの喧騒に慣れずにいます。フィンランドは、一面が真っ白な雪に覆われ、中心街から1km離れるだけで、森と湖が広大に広がっていました。絵本で見るような世界そのもの。お散歩をしても誰にも会わず、聞こえるのは雪を踏む自分の足音だけでした。

パリの冬は、人々が疲れているのか、いつも何か言いたげな憂鬱そうな顔をしているので、この低気圧に巻き込まれてはいけない!と踏ん張っていたのですが、フィンランドの人々は、朗らかなんです。マイナス20度の日々なのに!

パリが流れの速い街だからか、自分が異邦人の様に感じることも少なくないので、フィンランドがある意味日本の様に閉鎖的で、なんだか居心地がとても良かったです。日本にいた時は、その閉鎖的な所から出たくて渡仏したのですが。笑

映画「かもめ食堂」の中で、フィンランド人は、何かあると森へ行くのよ。と言うようなセリフがあったのですが、今回少しだけ分かったような気がします。何度も行きたい国になってしまいました。

さてさて現実逃避せず、サクッと済ませてきます!

フィンランドの写真を幾つか☆





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