まいちゃん来たる☆

記事の順番がずれていますが…三月の頭に三日間だけピアニストのまいちゃんがパリに遊びに来ました☆荷物の半分はお土産という!!スーツケースからお菓子やおつまみが出て来る出て来る!そして日本酒まで!!本当に優しい子です…ううう、ありがとう・・・。彼女とは高校の同級生で、日本に帰国する度に会っている上に、しょっちゅう連絡を取っているので、昨日も会ったような感じで、よ!っと現れました。この気楽さが心地いいなぁ。

中二日の滞在でしたが、さすが行動派な彼女だけあって、行きたい所がピックアップされておりました。ルーブル美術館、オランジュリー美術館、ガルニエ宮、ヴェルサイユ宮殿、ノートルダム寺院、凱旋門、エッフェル塔。こなしましたよ。こなしましたとも!私自身があまり観光をするタイプではないので、まいちゃんと一緒に楽しんで観光する事ができました☆


ルーブルにあるサモトラケのニケ いつ見ても躍動感があります!

そして毎昼、毎晩飲んでおりました!ここはマルシェ・サントノーレにあるブラッスリー。まいちゃんはブランケットドヴォー(子牛のクリーム仕立て)、私はキャナールパルマンティエ(鴨肉とじゃがいものピューレ)を頼み、ボルドーワインで頂きました☆写真とりながらよだれが出そうでした。笑


オペラガルニエ宮。観劇の時と違い、照明も明るいのでシャガールの天井画がこんなにもくっきり!この螺旋階段をドレスを着て降りたら素敵だろうな~なんて考えちゃいました☆


まいちゃんとヴェルサイユ宮殿の鏡の間で。なぜか彼女がシャッターを押すと私はぽけーとした顔をしています。笑 この日は霧が濃く、到着した時は、もやでどこが宮殿か見えない程でしたが、少しして程よく自然光が入ったので、鏡の間がとても綺麗に輝いていました。しかし、360度ギンギラギンなので、二人ともこれじゃ安眠出来ないね…夜トイレ行くの恐いね…なんて話しておりました。庭では猟銃の音が響き、ちょっと恐かったですが、お庭ではサイクリングやジョギングをする人が多く、市民の憩いの場となっているようです。ちょっとおしゃれだなぁ。

写真にはないのですが、私のテンションが異常に上がったのが、オランジュリー美術館でした!此処、以前は撮影可能だったのに、今回行った時は撮影禁止の上、フランスでは珍しく監視員の人がぎろぎろ目を光らせていて、まいちゃんには残念だったなぁ。。それでもモネの睡蓮の美しさ妖艶さは変わらず、私たちを魅了し、そして始まったばかりのDebussy展で、こちらも目がギンギラギン!ドビュッシーの肖像画や直筆譜は勿論、Degas, Renoir, Vuillard, Gauguin, Camille Claudel, Maurice Denis, Redon, Bonnardなどの素晴らしい作品が溢れていました!中でもガレの作品を目にした時は、興奮して近づき過ぎた為、警備用の網に引っかかってしまった程、私にとってはど真ん中な作品が多かったです。(笑) そしてヴィアールやボナール、モーリス・ドニ等のナビ派の作品を多く見られるのも、フランスの美術館ならではですし、この辺りのアートと音楽、文学の関係をもっと研究して、またプロジェクトを組みたいなーなんて絵を見ながらワクワクさせられました!帰りに展示会の本を買おうかどうしようか悩んだのですが、この三つの関係を自分で調べてまとめてみたいなーと思い、手を引っ込めました。でもまた行ったら買ってしまうかも…本当に素敵な企画展でした!ここに来て、やっぱり私はフランスの文化が好きなんだなぁと感じさせられました。ほんと、まいちゃんに感謝しなきゃです♪

道中ずっと喋りっぱなしで、将来の事とか(そろそろ30だから将来って言ってられなくなって来ましたが)、音楽に対する考え方、女子ならでは話など本当に色々お話できて、本当に楽しかったです。

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