白夜祭

昨日は白夜祭！パリ中でイベントが行われいました。DJを入れたイベントや、インスタレーションや映像関係の展示、ギャラリーの解放やライブが各地で朝まで行われていました。幾つかの電車やナイトバスと運行されていて（といっても明け方帰ろうと思ったらservice non assuré。運行は保証出来ませんとの表示が。笑）本当に町中で大騒ぎ。

私は友人と出かけていたので、若者やたむろしたり、危ない地域に入るレピュブリックから上には行かないようにと、旦那から言われて、良い子にセーヌ川沿いのイベントを見つつパリを横断して、２３時頃からMaubert Mutualité で行われいたLe Cabaret Contemporainのライブへ。

どんなライブなのか全く分からず、現代キャバレーだって！面白そう！と行ってみたのですが、楽器のセッティングがどうにもおかしい。。。コントラバス２本、エレキギター、ドラム、シンセサイザー、それと大規模なPA。一体何が始まるんだろうと思ったら、２０代後半の若者が５人出て来て、電子音楽が始まるじゃないですか！ど、どこがキャバレーなんだ！？と思っていたら、どうやらグループの名前だったようで、電子音楽と即興を中心に活動するグループだったのです。

しかし、ドラムのすごいテクニック、コンバスの素晴らしいビート感、ギターの即興のうまさ、シンセの混ぜ方もすごくセンスが良くて一体何者なんだろうとパンフレットを見たら、５人中３人、パリ音楽院のセレブでした。笑　そりゃこれだけハイスペックな音楽出来るわな…。

ジョン・ケージやスティーブ・ライヒなどのミニマルミュージッックも演奏するようなのですが、私たちが聞きに行った第二部は彼等のオリジナル。やはり作曲の力と即興のテクニックが素晴らしくて本当にかっこいい。実は爆音の電子音あまり得意ではなく、もう10年以上クラブに行ってなかったのですが、いやいやこれならむしろ行きたいくらいでした！！

彼等の演奏をちょこっと載せてみます☆