コンヴェンションのご報告

コンヴェンションの4日間の間、あまりに沢山の物事が同時に進行していたので、一体どこから書いていいのか分かりません・・・

ブランネンのブースは勿論、ヘルプが足りなそうなブースを見て接客をしつつ、試奏部屋の様子を伺ったり、左右で仏語と英語を使い分けて説明したりと…3つの部屋を駆け回ったちょっとした異空間の日々でございました。その上、一階のブースに張り付いていたため、全く他の展示やマスタークラスに行けなかったので、すごく狭い範囲でのレポートで申し訳ないです。



今回、Aria Musique は、取り扱いメーカーが多かったため、一階の三部屋を貸し切りにしていたのですが、そのブースの並びがこれまたすごくて…

101室 特殊管で有名なキングマフルート、シェリダン、ブランネン
102室 ナガハラ、バーカート、マンケ
103室 アベル、ヘインズ、Nahok

ブランネン以外は、メーカー直々に職人の方がいらしていたので、話し出すとマニアなメカ話が飛び交い、職人さん同士も、昔の職場(パウエルやヘインズ)での同期だったとの事で、みんな仲良しなんです。若い時、こんな事をしたんだよ~なんて暴露話をしたり、夜中まで飲んでいたので、誰が翌日二日酔いかなんて賭けをして和気あいあいとしつつ、私はキングマの作り手であるエヴァと女子トークで盛り上がって本当に充実しておりました。

また、ヘルプに来てくれた5人のフルーティスト達が本当に気持ちの良い人々で、彼等とも更に仲良くなれてとても嬉しかったし、お客さんんとして来ていた方とも仲良くなってしまって、本当に素敵な出会いが沢山ありました!

年代も国籍も違うのに、フルートを軸に、ネットワークが広がって行く。そしてそれぞれが自身の仕事に誇りを持っているからこそ、一流に残り続ける彼等のビジョンは大きく、そして柔らかい。

接客をしていてもそうですが、一流と呼ばれるプレイヤーの方々は、全くギラギラしていなくて、それなのに一音を発した瞬間に周りがさーーーっと振り返るんですよね。

若くて素晴らしいテクニックを持っている人々が、何十馬力のエンジンをならすように演奏するのにも驚かされたし、感心もしましたけど、やっぱりこのすーっと溶けるような音が聞こえると、そうそうフルートって本来こういう透明感があるものだと、浄化された気分でした。今回もそういった事が何度かあって、やっぱりみんな聞こえるんですよね。

そして、四日間のうちに、何度も「ヘーイ!」と倍音たっぷりの声が聞こえたと思ったら、大きなテディベアのような方が向かってくる…ゴールウェイ氏!最初は、びっくりして椅子からひっくり返りそうになりました。。。演奏される事は知っていましたが、まさか初日からいらっしゃるとは思っていなかったので、ブース全員急にピシっと緊張しておりました。笑 

本当にフルートが好きなんでしょうね、ずーっとフルートを吹いていらして、全部のブースで、隅々まで、「うん、これはいい」などとおっしゃりながら試奏されていました。私はというと、抜き打ち検査が苦手なタイプですので…緊張しすぎて、英会話初級のハロー、ハワユー、ファインエンドゥー?みたいなカタカナ発音での会話をしてしまいましたが…。

三日目のサイン会には、手伝ってると見せかけて…猛ダッシュで楽譜屋さんへ。片っ端からゴールウェイ氏の監修されてる楽譜を探して、ちゃっかりサインして頂きました。その上お写真まで。緊張で顔がこわばっていますが…。

そしてとってもキュートだったイギリス人の女の子。しっかりタファネル&ゴーベールを練習しているそうです。


コメント

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    トップの写真、可愛いですねー☆
    ゴールウェイさんの写真もGOOD です♪

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    ��PENさん
    ありがとうございます☆ゴールウェイさんとてもお茶目な方でした♪

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