Letter from Europe vol.6

久々に連日でブログを書いております⭐️思いを文字にすると見えなかった気持ちが浮かび上がることありますものね。これからは少し時間をとってみようかと!

さてこのブログのタイトルにもなっている「Letter from Europe ヨーロッパからの便り」。この大元は、ピアニストの小西陽子さんと2010年から続けているコンサートシリーズなのです。小西さんがドイツから完全帰国した翌年から細く長く続けてきたこのシリーズも、今回の8月5日の公演でシリーズ第6回目🌱

小西さんとは20年の付き合いですので、曲間のトークでもこぼれ話が出てきたり。おおっとそれはー!!あれ?言っちゃだめだった?みたいなことも(笑)こちらは2012年のテッセラでの公演時のお写真。ロングヘア時代もあったのです😂


そこから6年経って大人?になった我ら。

大人になるってどういうことなのだろうと、そこでどう音楽が代わってくるのだろうと若い時は興味深々でした。最近それがふと、嗚呼変わってきたのかもしれないと気づいたのが、シリーズ第5回でライネッケに取り組んだ時。ストレートで立ち上がりの良い私のフルート(性格そのまま)が、どうやってこの悲恋を表現するのか。それが奏法はもとより、音楽の汲み取り方なのだなと気づいたあの時。

もしかしたら今ならシューマンの世界を表現出来るかもしれないと思い、3つのロマンスOp94に取り組むようになりました。シューマンがクララの誕生日に贈ったと言われるこの作品。この渋さを愛情と汲み取るのは、やはり年月が必要だったのだなと。

そしてフランスではチェンバロと共に演奏することが多かったバッハのソナタも、プロセスを少し変えてピアノと木管フルートで取り組んでみたいと新たに扉を開きました。

プログラム後半は、私の本家本元フランスロマン派の作曲家ピエルネのヴァイオリンソナタOp.36。この作品は作曲家本人によってフルートとピアノの為に書き直されたものです。まだ学生だった頃に、素晴らしい室内楽ピアニストであるクリスチャン・イヴァルディ先生にみっちり見て頂いた作品でもあります。コンサートで取り上げるのはこれが初となります!

暑い夏の公演となりますが、駅から1分という立地。会場に入ればそこはヨーロッパのようなサロンが広がっています。是非是非、多くの方々とこの素晴らしい音楽を分かち合えたら幸いです!ご予約・お問い合わせはブログやホームページのコンタクト。もしくはflutedelapin@gmai.com まで💐


『Letter from Europe vol.6 ヨーロッパからの便り vol.6』
【日時】8月5日(日)14時30分開場/15時開演
【会場】Salon Tessera サロンテッセラ 
【入場料】全席自由 : 一般¥3,500/学生¥2,500 (当日各500円増)
【出演】デュオコルリ 今井貴子fl 小西陽子pf

【プログラム】
R.シューマン/3つのロマンス
J.S.バッハ/フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタロ短調 BWV 1030
C.ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女/版画 ピアノ独奏
G.ピエルネ/フルートとピアノのためのソナタ Op.36 他

【アクセス】サロンテッセラ
東京都世田谷区太子堂4-22-6 4階 Tel : 03-3421-0541 
最寄り駅 : 東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」
三茶パティオ口 より徒歩1分 (1F : セブンイレブン 2F : デニーズ 4F : サロンテッセラ)

【ご予約・お問い合わせ】
E-mail/ flutedelapin@gmail.com(今井)



今井貴子 フルーティストTakako IMAI Flutist
Official Website : 

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